かごしま「2.わらべ唄【十五夜触れ唄】」

¥ 2,860 税込

商品コード: ASKS-ET10

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この作品は、最初弦楽四重奏のために作曲したものです。
 鹿児島の方言は我が国の方言の中で最も理解しがたい「ことば」とされております。中には特別に「作られた言葉」説を唱える方も有るやに聞きますが実は鎌倉時代の言葉が訛ったものです。つまり、口語体が訛ったものではなく、文語体が訛ったものです。それが理解し難い所以です。吉田兼好の「徒然草」が訛ったものと思っていただければいかがでしょうか。訛るだけではなく、音便で詰まったり海辺・野辺・山辺・麓(町)によってイントネーションとリズムが大いに異なります。
 アフリカの「ことば」はそのまま音楽だと言った方が有りましたが、鹿児島の方言もそのまま音楽になっています。坊津で歌っていたわれべ唄も言葉とリズムのイントネーションそのものでした。

オンドンガ チンケウチャ ヤセトイケ イーッオッタ
ヤセハ トイダサンジ ネテモドッタ
(僕達が子供の頃は、野野菜を採りに行っていたが、野野菜は採れずに泣いて帰った)

つまり、言葉はわらべ唄(遊び唄・遊ばせ唄・子守唄・・・)を生みやがては大人の民謡を育む環境が整った。

この作品は、(1)ことば(2)わらべ唄(3)民謡「かごしま浜節幻想」の順に成っています。
上記の関連を音楽でご理解いただけましたら幸いです。

楽曲詳細

♪ アンサンブル種類 ユーフォニアム・テューバ四重奏
♪ 編 成

Eupho × 3 ・ Tuba(F管) × 1 

♪ 作曲者 新徳 盛史
♪ 編曲者 -
♪ 作曲年(編曲年) -
♪ 難易度 G4
♪ 演奏時間 4分31秒
♪ 初演情報 -
♪ 参考音源  
♪ ご購入方法

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